就労移行支援事業所チャレジョブセンター仙台の1日。(あるメンバーさんの就活体験記③)
こんにちは。
チャレジョブセンター仙台の阿部です。
今日の仙台は快晴です。
6月から就労スタートするメンバーさんに、チャレジョブセンター仙台に来てから今までのことを書いていただきました。
現在は他県にお住まいのため、メールで送っていただきました。
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チャレジョブセンター仙台には昨年10月から通わせていただいていました。
それまでの就職活動は大学の就職キャリア支援で行っていましたが、
夏が終わっても結果が出ず、焦りが隠せなくなってきた時、
キャリア支援の方からチャレジョブセンター仙台を薦められました。
自分が働きやすいところを選ぶため、障害者枠まで視野を広げ手帳も取得しました。
就職活動を進めていく中で、それまでの努力の方向が間違っていたことに気付くことが多くありました。
面接が通過しにくかったため、どうしたら通過することができるのか、ということに力を入れはじめました。
私は面接時のマナーや答え方の暗黙のルールを理解していないことが問題だと考えていました。
しかし、スタッフの方が気になったのは質問に対しての自分の考えではなく、模範的な回答をしなければならないという固定観念があることでした。
自分の言葉で伝えることができていなかったのです。
それからは自分の言葉で相手に伝えることに重視し、面接練習に取り組みました。
本番への苦手意識も減り、4月には内定を得ることができました。
チャレジョブセンター仙台では、就職に関すること以外にも、Word・Excel、タイピング、ジョブパス等のトレーニングも受けさせていただきました。そして何より、スタッフの方と話をするのが苦になりませんでした。
入社後も、事業所さんに顔を出すかも知れないです。
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就労に向けての準備や引っ越しでお忙しい中、本当にありがとうございました。
元来、彼女は嘘をつくことが嫌いなのだと思います。
よくある応募書類の書き方や面接の受け答えの見本(模範例みたいな回答)
を「壮大」だと言いました。
言い得て妙だな、というのが率直な感想でした。
そもそも、自分の中にない言葉を相手に発しても伝わらない、
採用担当の方も百戦錬磨、一度お話すればわかるらしいのです。
「自分が思っていることを言ってたら絶対失敗する」
と何度も言っていたのに、
最後は自分が一番行きたかった会社に採用となりました。
そして、彼女の一番の強みは「素直さ」。
スタッフの言葉を聞き入れられない時もあったけど(そりゃそうだ)
これに尽きます。
これからお世話になる企業様は、就労後も手厚い定着支援をされています。
なので、このメンバーさんも安心して就労に励めるはず。
まずは引っ越し、ケガしないよう気を付けてください。
日々、大人になって変わって行くと思いますが、
「らしさ」は変わらないでいてほしいと思っています。
それではまた!!
(手紙のようになってしまいました)
チャレジョブセンター仙台の守護神「ハイムくん」も祝福しております。