アキレスと亀(なぜ大人になると時間が過ぎるのが早く感じるのか?その10)【チャレジョブセンター桶川】

みなさんこんにちは。
チャレジョブセンター桶川です。
 
さて、約1か月振りに、なぜ大人になると時間が過ぎるのが早く感じるのか?  について、「アキレスと亀」のパラドクスから考えてみたいと思います。
 
このお話しは、アキレスというもの凄く足の速いギリシア神話の英雄アキレスと、ゆっくり歩く亀が登場人物(?)です。
 
さて、そのアキレスは、ハンディをつけて、亀の後ろからスタートします。
スライド1
少し拡大します。
 
下の位置からスタートするとします。
 
 
アキレスが亀がもと居た位置に到達すると、亀は少しだけ前に出ていますよね。
 
 
 
次にアキレスが亀が居た少しだけ前の位置に到達すると、また亀はほんの少しだけ前に出ていますね。
 
 
 
さらにアキレスが亀が居た位置に到達すると、またまた亀はほんの僅か前に出ていますね・・・。
 
お気づきかと思いますが、これを永遠に繰り返しても、アキレスは亀を永久に追い越せない、ということになってしまいます。
 
ざっと言いますと、以上が「アキレスと亀のパラドクス」です。
 
これがおかしい話なのは、実生活では自転車でも車でも、歩いていても、速さに差があれば追い越されたり追い越したりする経験から分かります。
 
ただ、なかなか理屈として上記のパラドクスに反論し、論破することについて難しいものがあります。
 
端的には、
・「追いつくまでの過程を、永遠に細分化して(無限に区切って)見ていくことができる」ということと、
・「(だから)追い越すことが永遠にできない」ということを混同している、
と言えるでしょうか。
 
これは、いろいろな論破方法があるようです。また、論理学、言語学上なのか、数学上なのか、詳しくは分かりませんが、いまだ完全といえる論破はないと聞いたこともあります。
 
私は、「現実に観察される世界と、言語(意識)でとらえられる世界は必ずしも一致しないからなあ・・・(現実世界を言語で何でも捉えられると思うと、そんなことはないからな・・・)」という印象を持っています。
 
さて、この議論そのものはこれくらいにして、今回は、「なぜ大人になると時間が過ぎるのが早く感じるのか?」ということに戻りたいと思います。
 
私がこのテーマでこの「アキレスと亀のパラドクス」を取り上げたかったのは、人生の長さを感覚的に延ばそうとして、一定の時間のなかにどんどんと何かを詰め込もうとするのには無理があるのではないか、ということでした。
 
 
これは、以前「脳の時間刻み(クロック数)は増やせるか?」というお題で書かせていただいたブログの内容にも共通します。
 
それよりはもう少し充実感の得られるやり方があるんじゃないか、そう思うのですね。
 
また時折このテーマに触れさせていただきます。
 
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!。
 
 
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