ライフキャリア・レインボー（なぜ大人になると時間が過ぎるのが早く感じるのか？⏱その４）【チャレジョブセンター桶川】
みなさんこんにちは。
今回は、先日６月５日のブログで触れた「人生のある時期に感じる時間の長さ（心理的長さ）は年齢に反比例する」⏱という「ジャネーの法則」（ジャネの法則）のお話しの続きです。
「ジャネーの法則」が心理的時間の長さに影響する要因が「年齢」の１点だけというのはどうだろうかな、という思いから、ライフキャリア・レインボー（ライフ・キャリアの虹）という考え方（概念）、モデルについて触れてみたいと思います。
平成18年11月に文部科学省（文科省）が「小学校・中学校・高等学校 キャリア教育推進の手引き −児童生徒一人一人の勤労観，職業観を育てるために−」を出すなど、教育課程にもキャリア教育が浸透してきました。
そのため、もしかしたら学校の授業でこの考え方を習ったことがある、という方もいらっしゃるかもしれません。
私は、１０年ちょっと前に、臨床心理士の先生から、このライフキャリア・レインボーのお話しを伺いました。
ライフキャリア・レインボーは、いろいろなサイトで紹介されています。
そのため、まずは「キャリア」っていったい何だろう？というところから、書かせていただきます。
普段の生活ですと「キャリア」というと私は、「職歴のことかな？」という感覚を持っています。みなさんはいかがでしょうか？
じゃあ、「ライフキャリア」っていったい何？ということに繋がっていきますので、ここでは、もう少し詳しく触れていきたいと思います。
①「キャリア」のもともとの意味
「キャリア」（career）は、ラテン語の「carrus」：「車輪のついた乗り物」が語源です。
イタリア語、フランス語を経て、１６世紀にイギリスに入ると、「フルスピードで馬を走らせて駆ける（かける）」、「突撃する」という意味も持つようになりました。
英語では、競馬場や競技場のコースやトラック（通り道、走路）のことも意味するようになりました。
何となく、もう使われない言葉かも知れませんが、日本で言う「モーレツ社員」（※）を連想させる雰囲気が、すでに語源からのっているのが面白いな、と感じます。
（※）高度経済成長期、会社への忠誠心がとても高く、家庭やプライベートをかなぐり捨ててでもガムシャラに働くサラリーマンのこと。
次回、もう少し「キャリア」の意味について触れていきます。
だいぶ「なぜ大人になると時間が過ぎるのが早く感じるのか？」というテーマから外れているようですが、安心してください。
戻ります！よ。
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